「ビットコインを積み立てるなら、毎月いくらくらいがいいんだろう?」
積立を始めようと思ったとき、金額で迷う人もいるのではないでしょうか。
月5,000円なのか、1万円なのか。それとも3万円、5万円と積み立てた方がいいのか。
私が現在積み立てているのは、毎月2万円です。
ただ、「ビットコイン積立は月2万円がおすすめ」と考えているわけではありません。
私の場合は、家計のお金ではなく、自分が自由に使えるお金の中から出しています。
初めてビットコインを買ったときから、
「もし失敗しても、自分の責任の範囲で済むお金でやろう」
と考えていたからです。
この記事では、40代会社員の私が、なぜビットコインの積立額を月2万円にしたのか。
実際のお金の使い方や、もっと買いたくなったときに考えたことも含めて書いてみます。
- 私がビットコインの積立額を月2万円にした理由
- 家計とは分けて、無理なく続けられる金額にした考え方
- ビットコインの積立額を決めるときに考えたい3つの基準
最初は1万円から。「自分の責任で済む範囲」で始めた
私がビットコインへの投資を始めたのは、2024年3月です。
最初から大きな金額を投資したわけではありません。
自分が自由に使えるお金の中から、1万円程度をスポット購入するところから始めました。
初めての暗号資産投資です。
今でこそビットコインについて自分なりに勉強し、長期で保有していきたいと考えていますが、当時はまだ半信半疑でした。
「本当に大丈夫なのかな」
「大きく値下がりしたらどうしよう」
そんな不安もありました。
だから最初から、家族のお金には手をつけず、もし失敗しても自分で責任を取れる範囲でやろうと決めました。
その後、独身時代から加入していた貯蓄型保険を解約し、その解約返戻金の一部もスポット購入に回しました。
保険を解約すること自体は妻にも話し、生命保険は保険料の安い掛け捨てタイプに変更しています。
もともと独身時代から積み立てていた資産だったこともあり、解約後のお金は私が管理することになりました。
それでも、「自分で管理しているお金だから全部ビットコインに入れてしまおう」とは考えませんでした。
ビットコインは値動きの大きい資産です。
だからこそ今でも、なくなったら生活に困るお金は入れないようにしています。
そもそも、なぜスポット購入から積立に変えたのかは、こちらの記事で書いています。
月2万円なら、生活を変えずに続けられると思った
では、なぜ積立額を月2万円にしたのか。
理由は意外と単純です。
私には毎月6万円程度、自由に使えるお金があります。
いわゆる「お小遣い」に近いものですが、そこから平日の昼食や飲み物、飲み会、洋服、趣味などの個人的な支出を出しています。
飲み会は月1〜2回程度で、普段は大きな買い物もしません。
そのため、だいたい毎月2〜3万円ほど残る生活でした。
だったら、
「この中から月2万円なら、生活を大きく変えずに続けられそうだ」
そう考えて積立額を決めました。
もちろん、多少の工夫はしています。
毎日水筒を持参し、昼食は基本ワンコイン程度。
会社の近くに410円でボリュームのある弁当を買えるスーパーがあるので、かなり助かっています(笑)。
大好きなコーヒーも、コンビニやマクドナルドで十分満足できます。
本を読むのも好きですが、基本的には図書館を利用しています。
それでも、ビットコインを買うために何かを大きく我慢している感覚はありません。
年齢を重ねて以前ほど物欲もなくなり、普段の生活の中で無理なく残せる金額が、私の場合は2万円だった。
というのが一番近いと思います。
本音ではもっと買いたい。それでも増額しなかった理由
とはいえ、本音を言えば、もっと積み立てたい気持ちはあります。
2025年にはビットコイン価格が大きく上昇しましたが、2026年に入ると大きく下落する場面もありました。
私のスポット購入分の平均購入単価は約1,230万円です。
価格が1,000万円前後まで下がったときには、
「ここで買い増せば平均購入単価を下げられるな」
と正直思いました。
スポット購入を増やすか。
毎月の積立額を増やすか。
少し迷いました。
でも、結局やめました。
そこまで余剰資金が多いわけではないこともあります。
そしてもう一つ、
「安くなったからもっと買おう」と考え始めると、また価格に振り回されてしまいそうだったからです。
以前の私は、ビットコインの価格が気になって何度もスマホを確認していました。
積立に変えてから、ようやくその習慣から少し距離を置けるようになりました。
この話は前の記事でも詳しく書いています。
月2万円なら、価格が上がっても下がっても淡々と続けられる。
でも積立額を大きくしすぎて、再び毎日の価格が気になるようになったら、私にとっては投資しすぎなのだと思います。
だから今は、「もっと投資できる金額」ではなく、「気にせず続けられる金額」を大切にしています。
ビットコインは我が家では「サブ」の投資
私が月2万円にとどめている理由は、もう一つあります。
私にとって、資産形成の中心はビットコインではありません。
メインは新NISAを使ったインデックス投資です。
会社の確定拠出年金でもインデックスファンドを積み立てています。
そのうえで、ビットコインはあくまで資産形成の「サブ」。
退職する頃に、
「長く積み立てていたビットコインが、ちょっとしたボーナスになってくれた」
くらいになれば嬉しい。
そんな感覚です。
もちろん、そうなる保証はありません。
大きく値下がりして、評価額が半分以下になる可能性もあります。
それでも月2万円は家計とは切り離した、自分のお金の範囲です。
仮に評価額が半分になっても、住宅費や生活費、子どものためのお金に影響するわけではありません。
私は将来的な値上がりを期待してビットコインを保有していますが、当然、思いどおりにならない可能性もあります。
期待することと、生活を賭けることは別。
この線引きは大切にしたいと思っています。
ちなみに妻は、私がビットコインに興味を持ち、少し保有していることは知っています。
ただ、毎月2万円積み立てていることや、具体的な保有量までは、おそらく知りません。
反対されるのが怖くて隠しているというより、自分が自由に使えるお金の範囲でやっていることもあり、あえて話す機会がないまま今に至っている、というのが正直なところです。
いつか妻がビットコインや暗号資産に興味を持つことがあれば、そのときには、私がなぜ始めたのかをゆっくり話してみたいと思っています。
少しだけ、
「実はずっと積み立ててたんだ」
と驚かせたい気持ちもあります(笑)。
その頃に価格が上がっていれば自慢できるかもしれません。
逆だったら……そのときは素直に怒られようと思います(笑)。
私が積立額を決めるときに考えた3つの基準
私の場合は月2万円ですが、この金額が他の人にも適切だとは思っていません。
収入も違えば、家族構成も違います。
住宅費、教育費、貯蓄額、投資経験も人それぞれです。
私自身の経験から、積立額を考えるときの基準を整理すると、次の3つになりました。
✅家計や近い将来使うお金とは分ける
✅半分になっても生活が変わらない金額にする
✅NISAなど他の資産形成を圧迫せず、気持ちよく続けられる金額にする
① 家計や近い将来使うお金とは分ける
ビットコインは大きく値下がりする可能性があります。
生活費や、近いうちに使う予定のお金を入れる場所ではないと私は考えています。
まずは、「なくなったら困るお金ではないか」を考える。
これが最初です。
② 半分になっても生活が変わらない金額にする
評価額が大きく下がったとき、家計まで苦しくなる金額では、私は落ち着いて続けられません。
「半分になったら嫌だな」と思うのは当然です。
私も嫌です(笑)。
でも、半分になったことで生活費を削ったり、子どものためのお金に影響が出たりするような金額は、私には大きすぎます。
③ 他の資産形成を圧迫せず、気持ちよく続けられる金額にする
私の場合、資産形成の中心はNISAや確定拠出年金です。
ビットコインだけに偏らないようにしています。
そして、積立額を増やしたことで毎日の価格がまた気になり始めるようなら、それも私にとっては投資しすぎのサインです。
金額だけでなく、気持ちの余裕も含めて考える。
今はそれを大切にしています。
まとめ|「いくら買えるか」より「いくらなら続けられるか」
私がビットコインを毎月2万円積み立てているのは、
「2万円が一番儲かりそうだから」
でも、
「ビットコイン積立は2万円が適正だから」
でもありません。
家計とは切り離し、自分が自由に使えるお金の中で、大きく下がっても生活に影響せず、無理なく続けられる金額。
私の場合、それが月2万円でした。
本音では、もっと買いたいと思うこともあります。
それでも今は、
「いくら投資できるか」より、「いくらなら気持ちよく続けられるか」
を大切にしています。
ビットコインの積立額に、誰にでも当てはまる正解はないと思います。
月5,000円でも、1万円でもいい。
自分の家計や考え方に合わなければ、積み立てないという選択もあります。
もしビットコインの積立額で迷っているなら、
「もし半分になっても、普段どおりの生活をしながら続けられるのはいくらだろう?」
と考えてみる。
私は、それくらいから考えるのがちょうどいいのではないかと思っています。
「もしビットコインが半分になったら、本当に積立を続けられるのか?」次の記事では、そんな暴落への不安について、私自身の経験や考え方を書いてみたいと思います。



